類は類を、おっさんはおっさんを呼ぶ〜KNBペアトーナメント第1戦〜

陸釣りクラブ熊本第1戦からわずか1週間後、連戦の日々が続く私のトーナメントライフ。

今日は今年から新設された「KNBペアトーナメント」第1戦。初のペアでのオカッパリ戦である。

 

ここ2週間の胃痛に苦しみながらの大会連戦。潰瘍の疑いがることで翌日には胃カメラ検診を受けなければならないというのに呑気に大会参加。

そろそろガタが来はじめたこの体は、この過酷なKNBの過密スケジュールを乗り切れるのだろうか。

 

KNBペアトーナメントのオカッパリルールは、競技中は通常のKNBのオカッパリ大会と同じように行う。

そして競技終了の段階で抽選でペアが決定し、それぞれのゲームポイントの合計を2で割った平均ポイントがペアの最終成績となる。

 

自分が釣ってなくても相手が釣ってれば上位も狙える。

逆に自分が釣っていても相手が釣ってなければ地獄へ落ちる。

自分も相手も釣ってなかったら、とても悲しい結果になる。

 

そんな実力も運も兼ね備えてないといけない、最後までハラハラドキドキなトーナメントである。

 

この日はちょっと寂しい16名の参加。

そんな中、私のフライト順はなんと1番。

「石打だからどこでも釣れるだろう」とプラもしていない舐めきった私のファーストチョイスは通称「滑り台」。

このダムで最も流入量が多い、滝のように落ちてくるインレットでバスを狙う。

 

滑り台ポイントに到着すると、hiRo_くず、ケンティ、ヤジらが私を取り囲むように陣取った。

そして私よりも先にキャスト。

おいおい、オマエたち。KNBオカッパリルールを読んでいるのかい?

 

「先行者がいる場合、先行者の許可を得てからキャストをすること。」という一文を忘れたのかい?

 

なんで君たちは断りもいれずに私のポイントで、小学生の釣り風景みたいに、びったりと仲良くひっついて釣りするだい?

 

先行者に断りを入れる前に、先行者よりも先にバスを釣るヤツら。

これはルール違反ですよっ!

確実にペナルティもんですよっ!

そもそもマナー違反ですよっ!

 

ちょっとみんな仲良すぎじゃないですか!

 

 

 

 

 

全然OKです。

 

 

 

 

私もそんなことを思うこともなく、仲良くファーストヒット

 

ロッド:ノースフォークコンポジット J Custom2.0 SSR64UL

リール:Revo MGX2000SH 3lbライン

ルアー:1/32ozジグヘッド ゲーリーアングリースティック

 

この揉まれた中で釣り勝つのがKNBの醍醐味ですよ。

っていうか、せめてひと言なんか言え。KUSOGA。

 

りまさん舐められまくりですね

 

 

 

 

全然OKです。

(むしろ弄って)

 

 

 

 

 

その横でケンティがスピナベでヒットしているところを見て、そういえば、私も朝からはスピナベをキャストしようと思っていたことを忘れていた。

そこでさっそく滑り台の横から唯一降りれるポイントへ移動。

この日はド満水なので、釣りできるポイントがものすごく限られている。

 

唯一入れるそのポイントで、奥のブレークからトレースすると、さっそくヒット。

SAWAMURA ワンナップスピンをひったくる、威勢のいいバイト。

ロッド:ノースフォークコンポジット J Custom2.0 PFR610ML

リール:Revo PFR610ML 8lbライン

ルアー:SAWAMURA ワンナップスピン1/4oz

 

さい先良いポイントメイク、そして周囲の活況を見てもこの場所の選択は完璧だった。

 

しかし、先行者がちょっと離れただけなのに、もうその場所にみんな覆い被さるようにしている。

 

しかたないのでスロープ付近まで移動して、爆釣を続けるとっしーの現認係をつとめつつ、カバーの周りを狙った。

 

カバーの際から引ったくって走り出す、激しいバイトで上がってきたのは待ち焦がれた30.5cm。3ポイント。

石打のランカー「サンマル」であるっ!

琵琶湖のゴーマルに匹敵する価値である。

「サンゴー」なんか釣った日にゃ、琵琶湖でロクマルが釣れた時ように喜び倒すであろう。

 

数をひたすら釣って、その中にいかにこの3ポイントの魚を入れていくかが、KNBオカッパリでの勝負のキモ。

 

その後2ポイントを追加して計9p。

この日は引ったくるようなバイトばかりで明確で、ヤル気のあるバスばかりなので、他の人も釣ってるはず。

もうちょっと上乗せしないと上位すら見込めない。

 

 

ま、結果は抽選で決まるのだけどね。

 

 

 

 

満水でほとんど釣り場がない中、水草広場ワンドの護岸の隙間から2.5g直リグをキャストするとやはり引ったくるようなバイト。

しかもこれがデカい(デカいといっても34〜35程度だが)。

強引に寄せるものの、高いところから無理やり抜き上げた瞬間にあえなくバラし。

この一本は痛かった。

狙いが当たっていただけに本当に惜しい一匹。

 

その後水草広場ワンドの対岸の蛇籠エリアに移るが、ここでも小バスをバラして焦りを感じる。

イバラをかき分けて、ようやく陣取った狭いエリア。

残念ながらこれは2ポイントにわずかに届かない24cm。

でも2時間ぶりの釣果に安堵。

毎回ここが指定席のようなものなので、ここなら釣れる気マンマン

 

そして続けざまにヒット。今度は2ポイント。

羨ましそうなAGCさんが印象的です。

 

この後も粘ったものの、これ以上釣果は伸びずタイムアップ。

最終成績12pという結果に終わった。

 

恒例の清掃を行いつつ本部に帰着した後は、いよいよ成績発表とペア決めの儀式。

 

まずは参考記録となる個人順位の発表。

そんな中私の順位は平凡な9位。

もうちょっと上にいると思っていたが、さすがは春の石打、ヤル気のあるバスばかりだったので全員がウェイイン。そしてみんなバカすかと釣っていた。


個人順位首位(参考記録)は、33pというダントツでのケンティ。

できればこの男とペアになりたい。

そうすれば、私は扶養家族として彼のポイントで優勝を果たせる…

 

 

しかし…現実はあまりにも残酷だった。

 

 

 

 

 

 

 

私の抽選の結果は、おっさんkamo-win。

 

しかも所用のため途中で帰着していたので彼のスコアは最下位の1p。

 

 

全員が釣ってるなかで、誰がこのkamo-winという「ジョーカー」を引くのかが今回の最大の盛り上がりだった。

他のペアが選ばれる中で、一人「かーもーうぃん かーもーうぃん」とkamo-winコールをしていた私に、そのジョーカーは舞い降りた。

 

参加者中最年長のkamo-winと二番目の私がペアで、最終成績は最下位。

 

このペア戦のルールを提案し、「こういうやり方やったら面白いんじゃない?」と提案し、その予想通りの盛り上がりを見せ、そして、その盛り上がりを担うジョーカーは、そんな私のところにやってきた。

 

ルール作った人がそのルールの被害者となったのだ。

 

 

とはいえ、初の試みだったオカッパリのペア戦。

これはなかなか面白い結果だった。

 

最後の最後まで順位が分からないというドキドキ感はなかなかのもの。

そして、このルールの面白い部分が私に舞い降りたというのもなかなか美味しい。

 

 

美味しいといえば、春の石打戦恒例のバーベキュー。

大会終了後はみんなでコンロを囲んでの楽しいひととき。

ただ、私は潰瘍の疑いで胃痛がひどいし、なによりこの翌日が胃カメラ検診なので、あんまり肉食べられない。

そこでFlameねーさんがわざわざうどんを用意してくれた。

ありがたや。

出汁からこだわって作ってくれたみたいで、すんごい美味しかったんだけど、みんながっつり肉食ってるなかで、一人だけ病院食な気分。

 

 

ああ、肉くいてぇ。

 

 

 

翌日、胃カメラ検診の結果、十二指腸潰瘍と診断されますた。