20年目

インターネットの黎明期、そして個人ホームページのブームが始まろうとしていた1999年2月1日、WEBサイト「Hagio Dreamer」が開設。

インターネットというインフラが確立したことで、個人が情報を発信するという手段は自費出版しかなかった時代から、個人発信の時代へと大きく移っていった。

インターネット、特にWEBサイトという器に限って言えば、今でこそ企業やメディア発信がメインになってきているが、その土台を作り上げたのは紛れもなくあの頃の個人WEBサイトたちであったのは間違いない。

 

 

2月1日の開設から1週間後、当時のステイタスの一つでもあった同時申請していたYahooカテゴリにもすんなり登録された。

まだWEBサイト構築の設計定義もなかった時代だが、半年に渡ってコンテンツの組立を考えて作り上げた結果だと思い、すごく嬉しかったのを覚えている。

 

なお、当時このサイトを作ったのは、全て当時勤務していた会社で作っていたので、サボりながら片手間で作っていたと考えてもなんら差し支えないどころか、実際にサボって作っていた。

 

このWEBサイトのおかげで様々な出会いが生まれた。

KNBはその最たるものだが、このホームページがなければ、香川で釣りをすることも無かったし、潮来に行くこともなかったし、北浦で釣りをすることもなかったろう。

どちらもネットを通じて交流を深めた人にアテンドをしてもらい、多くの思い出を貰えた。

(北浦ではホゲったが)

 

まだ電話回線がインターネットの手段だった時代。23時からの料金定額になる時間になってからが「ゴールデンタイム」と言われた時代。通信速度が55kbpsという貧相な時代だ。様々な地域の人と知り合いになり、夜明けまでチャットをしていた時代。
 

その舞台は個人WEBサイトからブログ、SNSへと場所を移していき、通信インフラもダイヤルアップからISDN、ADSLを経て光ファイバー、そして4Gネットワークへと変わっていった。

 

誰もが片手でネットで繋がり、そのモニタの向こうでいろんな人と繋がる時代。

SNSを介し交流し、実際にフィールドで交流をするのが当たり前の時代。

 

 

「昔は良かった」なんて言うつもりはまったくない。

 

高性能のロッド、軽量のリール、確立されたタクティクス。今の時代がいいに決まってる。

 

個人ホームページの管理人・閲覧者によって構成されていた「ネットバサー」という括りがそのままKNBという組織になったが、

あれから19年、今では世の中にいるほぼ全てのバサーが「ネットバサー」になった。

 

プロもそれを応援する普通のバサーも、いまでは誰もがネットを介して情報を共有している。

 

 

今の時代は楽しく手軽に交流を広げられる時代。

別にKNBみたいな団体に拘らなくても、自分で自分の価値観にあった人たちの輪を見つければ良い。

もちろん、それがKNBであれば、とても嬉しいことだけれども。

 

いい世の中だねぇ…

 

 

 

 

 

開設当時からのこだわり=すなわち、あくまでもデザインを重視したものにしたかったので、広告を載せないことにこだわってはいるものの、個人のつたない情報を発信するレベルなのに、ブログやドメイン、サーバー等々、サイトを維持するためにはそれ相応のお金はかかっている。

それでも、やる以上は広告を掲載せず、または収益化に走らないブログやサイトでありたいと思っている。

 

(収益化は一切やってはいないが、直接、間接的にそれなりの、いや、この19年で結構な収益は発生しておりますですハイ)

 

 

とはいえ、19年やってきて、これをいつまで続けるものなのか、というのもここ5年ほどずっと考えているところ。

ブログ=WebLogである以上、蓄積されたログこそが財産と思って書き連ねてきた。そして一度書いたものは、責任を持って書いた署名記事と同じものでありたいと思っているので、削除はしないことをスタンスとしてきた。

でも、時代もインフラも価値観も変わりつつある中で、SNSのストーリーズに代表されるように、意図的に消えるログも出てきている。

蓄積することだけが価値観でもない時代。

 

そして、なによりおっさんすぎる年齢になって、いつまでこんなん書いてる場合じゃないぞっていう思いも常にある。

 

 

 

でも、未だにバス釣りが楽しくて楽しくて、そういう葛藤さえ一気に吹き飛ぶ瞬間がある。

春でも、夏でも、秋でも、そしてキンキンにつま先が冷えて痛くなったこんな季節でも、バス釣りが楽しくてしょうがない。

 

おそらく、バスをきちんと探すという「釣るまでの過程」を最も楽しめているのは、バス釣りを始めて26年経った今なのだろうと思う。

それぐらい楽しい。

 

 

いつまで続けるか、そしてまたいつ停滞するかも分からない当ブログ。

書きたいという欲、言霊が降りてくる時、そんな時がある以上、もう少しはこんな落ち着きのないおっさんの駄文は続くことでしょう。

 

 

20年目のHAGiO DREAMERをもうちょっとだけよろしくねっ

 

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