未熟さが生んだ結末〜KNBマスターズ第2戦〜

「あたし、恋してないと死んじゃうの」っていう訳のわからん事言うおねーちゃんと一緒で、「プラしてないと死んじゃうの」とう体質になってしまったほど入念な準備と必死なプラで準備万端で迎えるマスターズ第2戦当日。

 

フラットデッキの下には、タックルボックスと凍らせたペットボトルがたくさん入って熱中症対策も万全。

台風が近づいて来てることもあり、雨が降りそうなのでバスの活性にも期待が出来そう…

 

なんて思っていたのだが…

 

3日前よりもさらに減水が進行して-1.5mほどまで減水。

直前プラで取水口の状態を見に来た人がいたので、もしかするともう締めちゃうのかな?なんて思っていたが、なんのことはない。絶賛開放中だった。

 

こうなると岸際のカバーは壊滅。南北両ワンドの奥部も厳しいだろう。

しかも第一希望に考えていたブッシュも水深の低下とともにストックするバスの量も減っているはず…

 

さあどうしよう…


 

なんて悩んでいたら、12艇中フライト11番スタート。

ことごとく運が悪い。

今回こそは5番以内を引きたかったのに!

 

しかも北ワンドの好調をみんな知っているので、ほとんどが北へと進んで行く。

二箇所のメジャーなブッシュはどちらもふさがり、北ワンド岬も入られた。

しかし、取水口付近は誰も入っていない。入る気配さえなかったので、まずは北ワンド岬の送電線下側にポジショニングして、バンクについているバスがいないかをチェックした後、取水口の張り出しに入る。水位の減少によりオカッパリが入れるようになったので、オカッパリの方のキャスト範囲にバッティングしないようにしながらのポジショニング。

(KNBルールではオカッパリのキャスト範囲、またはその周囲への進入・キャストが禁止です)

 

キロクラスが期待できたこの場所だったが、まさかのサイレントモード。

周囲を見ても釣れてる気配がない。

 

あかん、減水でタフったか?

 

北ワンド西岸の崩落跡ブッシュにはツカケン&RYUSEI艇が入っていたのだが、彼らのボートが移動をはじめたのを確認して、ブッシュへと移動。

対岸に移動したRYUSEIがレイダウンの際でグッドサイズをキャッチしたのを確認しながら、バレットヘッドDDを巻きながらブッシュへと近づく。

この過程でDDに一度バイトがあったがすっぽぬけ。

 

すでに叩かれた後だが、プライマリだったブッシュに到着。

ここではデスサイズ・バックスライドセッティングをノーシンカーで落とす。

複雑に入り組んだ木の枝の中に何度か滑り込ませていると、老眼にも優しいFCスナイパーBMSが僅かに不自然に走った。

ロッド:mibroノマドC-68ML

リール:ABU Revo Elite7

ライン:FCスナイパーBMS AZAYAKA 10lb

ルアー:mibroデスサイズ・ノーシンカーバックスライドセッティング[サワーグレープ]

 

ファーストフィッシュは700g。これが普通のラインならバイトは絶対に見えなかった。そう、老眼はコントラストに弱いのだ!

ありがとうBMS!おっさんのためのBMS!

 

思い返せば2017年マスターズ第1戦、ツカケンがさんざん叩いた後に当時のビッグフィッシュ賞となるキッカーを釣ったことを思い出した。

今回もツカケンが散々叩いた後に残っていたバスだ。

KNBに長年伝わるあのことわざ「りまるおんの釣った後にはバスがまだ5匹残っている」に続く新たな格言の誕生だ。

 

「ツカケンの叩いた後にはまだグッドサイズが残っている」

 

 

 

この後、送電線下沖のハードボトムに移動。

この一見何もないような沖に、フラフラと浮いているバスにフォールで食わせるという釣りが効果的だったのだが、今日はまったく反応なし。水位の減少が影響しているのか。

 

そのまま送電線下の張り出した部分に移動し、ここでは沖に沈む倒木にテイルレスグラブ(イモ40)をキャスト。

キャストしたい位置を荘々プロが通過していったので、彼とちょっとおしゃべりしながらラインをちょんちょんとシェイク。

すると一投目でティップにわずかなベントがかかった。

 

きたよ!値千金のキッカー!41cm!

ただ頭でっかちのガリ痩せ900g。

 

ロッド:mibroノマドS-63L

リール:ABU Revo MGXtreme2500SH

ライン:FCスナイパーBMS AZAYAKA 4lb

ルアー:ゲーリーヤマモト テイルレスグラブ(イモ40)ノーシンカー

 

まだ8時前。あっという間に1700g台に到達。

優勝とか、成績的なことは一切考えてる余裕もなかったが、思い通りの場所での2本に大きく心に余裕が出た。

 

しかしその一部始終を見ていた、さっきまで会話をしていた荘々は

 

ちょwwwwおまwwww何見てたのwwww

どっからどう見ても狙って取ったバスじゃないですか

清水国明風に言えば「釣れたんちゃうわ!釣ったんじゃ!」なバスじゃないですか。

話しながらもラインちゃんと見てたでしょうがっ

オマエ、プロだろうがっ

プロなら釣ったか釣れたか分かるどがっ!

 

そこまで言うなら、今からリミットメイクした3本目のバスのキャッチシーン見せてやるから、そのモリゾーなキャップ脱ぎ捨てて目かっぽじって良くみとけ!!!!

 

3本目のバスは南岸沖のハードボトムのハンプエリア。

風も吹いてきたし、この3〜3.5mのあたりでウロウロしてるのが食ってくるんじゃない?

ま、プラではライギョが食ってきたけどな

 

そんなバスにリアクションで食わせるためにフットボールラバージグをキャスト。

ここまで狙い通りの展開。

この狙いも当たってるんじゃね?

 

と、とりあえずキャストはしてみたものの、やっぱディープクランクも巻きてぇな。

ディープクランクも準備してみるか(リールくいっくいっ)

 

やっぱここはB7Deepだよなぁ。(リールぐりぐり、ティップちょいちょい)

バレットヘッドDDかスコブルミッドのニーリングでも届くし、デカビーツァという手もあるn(コン!)

 

え?バス来たん?(すくっ!)

 

渾身のタキオン(からはほど遠い)フッキング!

 

ロッド:mibroノマドC-68ML

リール:ABU Revo LTX-BF8

ライン:FCスナイパーBMS AZAYAKA 8lb

ルアー:自作フットボールラバージグ「りまらば」1/4oz + depsスパイニークロー3.5inch

 

690g!

リミットメイク!

どや!

 

私の華麗なる釣りに、ついに荘々プロも言葉を失ってしまったようだ。

これで2300gオーバー。

 

他の人の釣果を見ても、断然ぶっちぎりのはずだった。

 

 

しかし、大会をずっとやってきて初めてのやってしまった大失態により、この成績は無に帰してしまう。

 

2本目に釣った41cm・900gのバスはフックを飲まれていたのだが、流血もなかったのでラインを長めに切っておいてウェイイン直前にフックを外そうとそのままライブウェルに入れた。

オエオエ棒で簡単に外せそうな位置だったが万全を期してバスを弱らせないようにするいつものやり方。

 

しかしこのバス、わずか2分でライブウェルの中でもう腹を見せてエラの動きもほとんどなくなってくる。

ディープから上げての腹見せではなく、明らかに急な弱り方。

蘇生を試みるものの、どんどんと弱っていく。

KNBルールでは死魚を投棄することはできないし、デッドフィッシュは検量対象外となる。そしてデッドフィッシュも1本としてカウントされるため、デッドを出した段階で最高2本までしか検量できなくなる。

故に弱っているバスは早めにリリースすることも一つの戦術ではあるのだが、あまりにも弱っていくペースが早かったため、このままリリースしても死んでしまうと考え、リリースすることなくデッドによるルールを甘んじて受けることにした。

 

KNBなどいろんな大会に出て早20年、はじめてデッドを出したことにものすごくテンションダウン。

実は3本目をキャッチする前には、もう競技を続けるテンションはあまり残ってなかった。

バスを活かして置くことが絶対的なルールである以上、デッドは大会とは関係無く避けるべき行為。

 

そもそも飲ませてしまったことも含めた未熟さ故の結末。

余計にテンションが下がる。

 

3本中デッドフィッシュ1本、2本の合計重量は1455gだった。

もう順位とかどうでもいいわ。デッド出した段階でそう思っていた。

 

しかし、周囲が意外と釣っていない。しかも私の持ってきた2本がいいサイズだったため

なんと2位入賞!

股間のバラムもちょっと恥ずかしげです(虚偽表現)

 

 

デッドを出していなければダントツの優勝。

しかし未熟さ故のこの順位。

これでマスターズは1戦を残して暫定首位。総合ランキングでは首位SHINGOと同点タイの2位。

 

「今年のりまるおんは何か違う!」

と言われるほどの絶好調ぶり。

 

なんでこんなに調子よくなったのかは…何か一つぐらいタイトル獲ったら言うようにしよう。この後ホゲりまくったらかっこ悪いしw

 

次はデスレイクMD戦。

ここホゲったら全ての努力が水泡に帰す。全てがひっくり返される場所。

もう、8月の全週末はプラやりまくりの予感

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