ルアーフェスタ福岡 その4(完結)


お二人への挨拶を終えた店内に、まだ私はいた。
この二人を待ちわびた人は私たちだけではない。いつまでもこんな格好でブースを占拠するわけにはいかないのだ。
少し離れて他のブースを見たりする。

そして、私は今回のイベントの中でもう一つ楽しみにしていたものがある。
それが、Teckel(テッケル)のフロッグ「カラーミー」の色塗り体験。
自分の好きな色で、自分の好きなデザインのフロッグを作ることができるというイベントだ。
このイベントをはじめて知った時から、もうやりたくてやりたくてしょうがなかった。

幸いにも今回のイベントにはTeckelも出展しており、このイベントをやっている。

これはもう是非ともやるしかない。
やはり色塗りに興味があるFlameとともに色塗り体験を行うこととなった。
SHINGOは不器用だからなのだろうか、この体験の誘いを断った。
ヤジも断った。たぶんパチンコで大負けしているからだろう。私は無理強いせず、そっと彼の肩をたたいた。

泣いた涙の数だけ、人は優しく、そして強くなれる。頑張れ、ヤジ。
 
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ルアーフェスタ福岡 その3


塚本・痴虫松本両氏に対するお届け物の私の担当分は用意できた。
私の事前準備の役割はこれで終えたはずだった。

しかし…仕掛けはこれだけでは終わらなかった。
いや、それだけで許してくれる人がいなかった。
競馬でいえば、今回の私は騎手の指示に従うだけの馬だ。
言われるがままに身を委ねるだけの存在でしかなかった。

もう何も考えないようにしよう。
そう、私は馬だ。馬になろう。


「はい、これ着て」
Flameねーさんからそんな指示がくだる。

優しい口調ながら、そこには拒否することを許さない強い意志があった。
彼女こそが騎手であり、今回の黒幕であり、全てを束ねるプロデューサー的立場だ。
「なあ、これ、やっぱ着ないとだめなん?」

そんな言葉が喉まで出かかったが、車中にそれを許す空気は皆無だった。

現地に向かう車中、渡された服に袖を、いや足さえもを通してた瞬間、私は全てを覚悟した。

齢四十をとうに過ぎたこのおっさんが、人生初のコスプレをすることになったのだ。
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ルアーフェスタ福岡 その2

ルアーフェスタの会場を後にし、次なる目的地へと向かった。
向かう最中もまだ先ほどまでのブルーバックチャートがまだ目の奥でチカチカしていたので、目を休ませるために、まずは話を一ヶ月前に戻そう。

今回は痴虫・松本光弘、KTW/mibro・塚本謙太郎氏に会うまでの前準備のお話し。

今回の話は最初っから最後まで、キーワードは「うんこ」である。
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ルアーフェスタ福岡


痴虫・松本光弘氏のデジオで、福岡で開催されるルアーフェスタに合わせてハニースポットでストアイベントが行われることを知ったのは1ヶ月前のこと。
KNBオープンでもお世話になり、facebookでも交流いただいているKTW/mibroの塚本謙太郎氏も参加するとのこと。

元々、ルアーフェスタは行くつもりだったが、この濃い二人がいるのであれば何もせずに行くわけには行かないと、様々な仕込みを用意することとなった。
これは、構想1ヶ月、制作2週間、前日徹夜と後に熾烈を極めることとなった前準備と、そしてとても濃密かつ幸せな1日、そしてとても恥ずかしい時間を過ごすこととなったプロジェクトの全容とその探訪記である。

 
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プロジェクトリム ルアーワークスの挑戦?



ごく一部の、極めて狭い世界において、絶大な人気を博したあの伝説のラバージグ「りまらば」。
思いだしたかのように、まさに気まぐれで「りまらば」だけを作り続け、本体であるはずのラバージグの品質をおろそかにしつつも、パッケージの制作だけに全力を注入していたあのプロジェクト・リム ルアーワークスが何を血迷ったか、ハードプラグへと進出を始めた。
※ってか、そもそも「りまらば」って何?という方はこちらからお読みください

スキルフルのルアービルダー・岡本巧氏の力を借り、スキルがフルわない方の岡本が新たな境地へと旅立つ。

「スキルがフルの岡本」と「スキルがフルワナイの岡本」のコラボは、いったい何を産み出すのだろうか。



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固いので釣りたい


話は前後するがKNBオープンの1週前、KNBメンバーによる緑川中流域釣行を行った。
ゆうし、よしも、ヤジ、Flameと私の5名。
このメンバーだったらいつもはいるはずのSHINGOは何やら艶やかな私用のため欠席。

クランカーゆうしのボートに乗せてもらうことになったので、どうせならとKNBオープンの協賛メーカーの固いモノ縛りで釣りをすることに。
ゆうしは主にKTW、私はスキルフルのルアーをとっかえひっかえしてクランクの引き倒し。

大会ばっかりの釣りだったから久々の巻く楽しい釣りがはじまった。


 
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異常なベクトルを共有する時間〜KNBオープン2014


バス釣りをはじめて22年が経とうとしている。
KNBをはじめて16年が経った。

おそらく、最初の6年間は普通のバスアングラーだったと思う。
新しいルアーに飛びついたり、ロッドやリールを買いあさったり。
バスが沢山釣れる場所を探して、あっちこっちに出向いたり。

いつからか、その普通のバスアングラーは、異常なアングラーになっていった。
釣りそのものに目が行かない。
バスを釣るための手段にベクトルを向けてない。

間違いない。KNBを作った時からだ。
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KNBクラシックを前に今シーズンを繰り返すこのポリリズム その2

なんと前半戦の6大会で、釣ったキーパー合計わずか3本。ホゲた数4大会。

毎年クラシックに出ることが最終にして最大の目標な私だが、毎年決まるのはギリギリ。いつも駆け込み乗車で駅員に押し込まれてようやくクラシックという列車に乗れている私だが、今年はマジにヤバイ。
2時間ぐらい寝坊して遅刻している気分だ。

唯一の希望は、周りも釣れていないこと。
ウインター第1戦=4名、ウインター第2戦=4名、ウィークリー第1戦=2名。
お立ち台の定員よりも釣った人数が少ない今年のKNB。

これは自然がなしえる摂理の問題か、はたまた団体偏差値の問題か。

こんな低空飛行を続けわりに、釣れない悔しさとか微塵も感じない、まるで反省しない猫のように笑顔でご飯食べてるKNBの大会風景と、鳥人間コンテストのプロペラ機部門のように、レーダーに捕捉されること無くさらなる低空飛行を続ける今シーズン後半を振り返ってみたいこのポリリズム。
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KNBクラシックを前にノーワインドアップで振りかぶる 1投目

今週末はKNB・熊本ネットバサーズの頂点を決める戦い「KNBクラシック」。
年間12戦の大会優勝者、全4シリーズの上位進出者等、限られた者しか出場できない大会。

まさにKNBの頂点を決める大会がこれ。
その権利を争う戦いは毎年熾烈を極める。

今年の総参加者数52名中、この権利を獲得できたのは…なんと!僅か21名!

数だけ見れば意外と広き門!意外と誰でも参加できるクラシック!
ただでさえ偏差値の低いKNBだが、クラシックもマジメにやってたら出れるレベル。
そんな数。

いやいや、そんな大会でも私にとっては、毎年の最終目標。
クラシック前になると、頭の中はクラシックだらけ。
できれば勝ちたい。いや、遮二無二やるのではなく、いつも通りワイワイダラダラ、ハイエナされながらKNBらしく勝ちたい!

そんな思いでいます。

さあ、今回はクラシックを迎えるにあたり、当ブログに今年1本も大会記事を書いてこなかった自分への懺悔も含めて、2014年KNBレギュラーシリーズ全12大会をノーワインドアップで振りかぶってみt…もとい、振り返ってみたいと思います。
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合法IT!な釣りライフ

江津湖のリリース禁止条例に関する活動も、とりあえずは一段落しました。
結果は「大方の予想通り」というには悔しすぎますが、満場一致により可決という結果です。
試合結果のみをみれば5-0の完封負けに見えるでしょう。
しかし、予算委員会での議員さんと環境局のやり取り、今回の陳情署名提出にご尽力頂いた倉重市議の協力など、試合の内容を語ればいい場面も結構あった。


結果は力不足での敗退でした。
しかし、まだまだ希望は残ってる。
決まったのは大枠の条例だけです。

条例というのは細則を盛り込み、最終的に施行、運用されるもの。

実質的に釣り禁止、あるいはアングラーにとって遵守不可能で、これほどまでに駆除効果のない条例を、正しい方向に導く細則を盛り込むことはまだまだ可能。
そういうわけで、私たちの戦いはまだまだ終わってないのです。

アングラーの立場から開き直り、失望、条例への不満、諦め、様々な意見を耳にするが、まだまだ終わってはないです。
よかったら今後、なんらかの動きがあった時に今まで以上のご協力をいただけたらと思います。


さて、今回は条例への反対活動もとりあえずは一段落、ということで、私の中に生じたバスフィッシングに対する価値観の変化(主に業界に対する失望)と、その価値観に順応すべく変化する私のタックルボックスの中身についてのご報告。

名付けて「合法 IT!な釣りライフ」


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